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第52話 その攻略対象、えっ!?予選落ちなんですか?

last update publish date: 2026-10-09 16:15:57

――キンキンッ!

剣と剣がぶつかり合い、乾いた金属音が会場に響き渡る。

「てやーッ!」

「ふっ!」

円形の闘技場の上で、二人の男子生徒が剣を振るって戦っていた。

仕切り直しと、いったん間合いを取った二人は対峙して睨み合う。

燃えるような赤髪の美丈夫が、身の丈はありそうな大剣を正眼に構える。対する新緑の如きライトグリーンの髪の少年は両手にそれぞれ剣を持ち斜に構え、右の剣を前に左の剣を後ろに隠す。

――わぁぁぁあ!

 埋め尽くされた観客席から歓声が沸き起こった。

――剣武魔闘祭初日。

マルトニア学園で武闘と魔術の祭典が始まった。

学園内の各所で様々な競技が行われており、ここ闘技場

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  • あなたのお嫁さんになりたいです!~そのザマァ、本当に必要ですか?~   第7話 その美少女ランキング、本当に必要ですか?

    「お申し出は嬉しいのですが……」ウェルシェがたおやかに微笑むと目の前の貴族令息は息を飲んだ。あまりに幻想的な妖精の笑貌で、見惚れて言葉を失ったようである。「私には婚約者がおりますの。もう声をかけるのはお止めくださいませ」だが、その愛らしい口から紡がれたのは辛辣な拒絶の言葉。「ま、待ってくれ。あんな婚約者よりも俺の方がよっぽど……」「あんな?」慌てた

  • あなたのお嫁さんになりたいです!~そのザマァ、本当に必要ですか?~   第6話 その入学、本当に大丈夫だったんですか?

    「なんなのよ、あの男どもは!?」いつもは人を食ったような態度で余裕綽綽のウェルシェが、らしくなくウガァーッと喚き散らした。その叫び声にカミラはそっとため息を漏らす。「私は面白おかしく学園生活を送りたいだけなのに!」ウェルシェがマルトニア学園に通うようになって三ヶ月が過ぎた。学園生活の出だしは上々。優秀なウェルシェにとって、学業関係や学園行事を卒なくこなすのは造作もない。お得意の猫かぶりで問題なく気の合う友人も作れた。そう、全ては順風満帆……のはずだったのだが、一つだけウェルシェに誤算があった。「どうして、言い寄る男が絶えないのよ!」つまり、エーリックの危惧していた通りになってしま

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